エンドウ ユリコ   ENDO YURIKO
  遠藤 ゆり子
   所属   淑徳大学  人文学部 歴史学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/02
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 戦国期奥羽における保春院のはたらき―戦国時代の平和維持と女性―
執筆形態 単著
掲載誌名 日本史研究会誌『日本史研究』486号
巻・号・頁 26-55頁
概要 従来、「政略結婚」と評価されてきた戦国大名間における婚姻関係の意義を、捉え直したものである。そのため、婚姻関係が果たした、戦国時代に特徴的な社会的役割を追究するという視角を提示した。特に、保春院(伊達政宗の母・最上義光の妹)関係の書状類を解読し、分析を加えることで、保春院が伊達氏と最上氏を中心とする戦争において、和睦の締結、その後の同盟関係維持のために、果たした様々な役割の実態を明確にしたものである。