クボタ ミホ   KUBOTA MIHO
  久保田 美法
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 実践心理学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 心理学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 学術論文
標題 老いへの関心は、生きることへの関心―「高齢者心理」を大学生が学ぶことの意義
執筆形態 単著
掲載誌名 淑徳大学研究紀要(総合福祉学部・コミュニティ政策学部)
巻・号・頁 (49),47-62頁
概要 高齢者心理学を学ぶとは、高齢者が日々感じ考えていることを知ることであり、それは学ぶ側自身にとっても意義がある。こうした観点から、本稿では、筆者が担当している「高齢者心理学」の感想から、大学生が高齢者のこころに触れた時に、何を感じ、どのような体験をするかを検討した。学生は高齢者の胸に秘められた過去に重みを感じ、圧倒される一方で、自分たちに通じる面も見出していた。高齢者を自分と隔絶したものではなく、深いところで確かにつながっている存在として実感することは、学生の「今、ここ」を支える「安心感」や「成長」につながることがうかがわれた。