教員情報 |
チバ ヒロヒコ
CHIBA HIROHIKO 千葉 浩彦 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990/05 |
形態種別 | 著書 |
標題 | アクティブ・マインド-人間は動きのなかで考える- |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 東京大学出版会 |
著者・共著者 | (編著)佐伯胖・佐々木正人
(共同執筆者)佐伯胖、積山薫、仁平義明、佐々木正人、千葉浩彦、高木光太郎、村山功、茂呂雄二、石黒広昭、塚野弘明(10名) |
概要 | 人間の身体が動き回り、外界に働きかけることによって認識をつくりだし、より確かな情報を抽出しているということを浮き彫りにして、認知科学の新しいパースペクティブを示した著作である。全309頁
(本人担当部分) 4章 むかう感情・ゆれる感情 -表情フィードバックと共振性からの検討-pp.111~140. 感情を次の3つの視点から捉えて自験例を交えて論じた。まず、信号としての感情は、従来のコミュニケーションの媒体としての感情である。次に、適応行動としての感情について、表情の抑制や強調が内的体験も左右するという表情フィードバック仮説の実験例を挙げて論じた。さらに、他者の表情の模倣が共感性を促進させるという実験例を感情は身体と体験の共振的な同期の過程であるという視点から考察し、新しい感情の理論について論じた。 |