教員情報 |
シライ イツコ
SHIRAI ITUKO 白井 伊津子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/07 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 序歌の意味と形式 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 萬葉学会「萬葉」 |
巻・号・頁 | (第181号) |
概要 | 近代における序歌の研究は、序詞と本旨との連接のありようを音と意味とによって大きく二分するところから出発していた。だが、それらは本来表裏するものであるとの観点に立ち、通時的な考察を行った。結果、柿本人麻呂に至って、「音の関係」「意味の関係」が景物の事象(序詞)と人事(本旨)とを関係づける方法として捉えられ、萬葉後期には、譬喩から表象喚起へと序詞がそのありようを変化させてゆく次第を明らかにした。 |