教員情報 |
ヤマグチ コウジ
YAMAGUCHI KOJI 山口 光治 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/04 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「高齢者虐待防止に向けた成年後見人の役割」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『実践成年後見』 |
出版社・発行元 | 民事法研究会 |
巻・号・頁 | (No.17) |
概要 | 成年後見制度を活用し、高齢者虐待を防止していくことは、認知症や知的障害、精神障害などにより判断能力が不十分な高齢者に対し、その意思を成年後見人や保佐人、補助人(以下、「成年後見人等」という)が代弁することによって、高齢者の人権や権利を擁護し、その人らしい生活を確保していくものである。例えば、財産管理面では経済的虐待の防止を、身上監護面では身体的虐待や心理的虐待、性的虐待、世話の放任等の防止に取り組むことが可能になる。つまり、判断能力が低下した高齢者に対する虐待の発生を防止するために、成年後見制度が重要な役割を果たすのである。本論文では、後見実務において成年後見人等がどのような役割を果たすかについて、家族や親族以外の第三者が成年後見人等を担う場合を想定し具体的に論述している。pp56-60 |