ヤマグチ コウジ   YAMAGUCHI KOJI
  山口 光治
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 社会福祉学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/08
形態種別 著書
標題 第7章 社会福祉実践における利他共生-福祉の仕事をする意味-
執筆形態 共著
掲載誌名 共生社会の創出をめざして
出版社・発行元 学文社
巻・号・頁 95-109頁
著者・共著者 磯岡哲也、藤森雄介、渡部治、田中一彦、佐藤俊一、米村美奈、山口光治、戸塚法子、齊藤順子、結城康博、渋谷哲、柏女霊峰、山下幸子、下山昭夫、本多敏明、河津英彦、加藤哲、田中秀子、鈴木恵理子、山本功、矢尾板俊平、境忠宏、土屋裕希乃、斉藤保昭、森田喜久男、松薗祐子
概要 福祉人材が量的・質的に求められる社会情勢のなかで、社会福祉の仕事(ここでは福祉や介護サービスを含めて「社会福祉実践」という。)に携わっている者は、それに職業として従事し、対価としての生活の糧を得ている。しかし、社会福祉実践から得られるものとは、それだけなのだろうか。福祉や介護サービスに従事する者(以下、「従事者」という。)といっても、その職業選択の理由は千差万別であり、自ら積極的に選択して仕事を選んだ者もいれば、人に勧められたり、この仕事しか無かったという者もいるであろう。どのような理由で社会福祉実践へ従事することに至ったとしても、収入を得る手段であることは共通である。しかし、その仕事を通して他に得ているもの、収入額の高低に関係なく得られるものは他に無いのであろうか、といった疑問が生じてくる。そうした筆者の問題意識は、社会福祉実践に従事する者の「福祉の仕事をする意味」の問題として焦点化され、長谷川良信が言うところの「利他主義」を糸口に整理を試みるものである。
ISBN 9784762026638