イナガキ ミカコ   INAGAKI MIKAKO
  稲垣 美加子
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 社会福祉学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/03
形態種別 学術論文
標題 「都市部での高齢者のグループリビングの有効性について-被災地(神戸市長田区)からの示唆を指標として-」
執筆形態 単著
掲載誌名 『立教大学コミュニティ福祉学部研究紀要』
巻・号・頁 (4),51-66頁
概要 介護保険法に高齢者の痴呆性グループホームが制度として位置付けられたことから、同法の施行以来グループホームの建設が増加している。しかし、グループホームは法的には在宅サービスと位置付けられているが、従来の実践者そしてここ1年余りの間に実践を始めた多くのグループホームが地域との相互性に留意した実践を意図しているかは疑問である。そこで、震災からの復興において地域との相互性が有効に機能している民間の事例と高齢者の孤立を招いてしまった公的サービスを指標として、従来からの生活習慣を地域として共有している都市部において、施設と地域の相互交流を可能とするグループリビングのあり方、援助者に求められるグループワークの手法やコミュニティワークの視点を模索した。(総頁数16p)