ササベ サエ   
  雀部 沙絵
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 栄養学科
   職種   准教授
発表年月日 2009/05
発表テーマ 内因性阻害剤NOS阻害剤asymmetric NG,NG-dimethyl-L-arginine(ADMA)に構造的類似する糖化最終産物AGEsのNO産生制御に関わる酵素活性に及ぼす影響
発表学会名 第9回日本NO学会学術集会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 静岡市
概要 内因性NOS阻害剤(ADMA)に構造的類似性を示すアルギニン誘導性のAGEsがNOSを拮抗的に阻害するか、CMA、MG-H1及びCMLを用い3種のNOS の酵素活性を調べた。その結果、CMA及びMG-H1は濃度依存的にeNOS活性を阻害した。強力な阻害剤であるADMAと比較すると、eNOSに対するCMA及びMG-H1の抑制は50倍以上弱い作用を示した。iNOSやnNOSに対しても同様の結果が得られた。以上より、これらのAGEsがeNOS活性への直接阻害を介して、糖尿病血管合併症の進行に関与している可能性は低いと考えられた。