ヤマシタ サチコ   YAMASHITA SACHIKO
  山下 幸子
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 社会福祉学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   教授
発表年月日 2011/09
発表テーマ 資格の意味についての検討―障害者の自立生活を通して
発表学会名 日本保健医療社会学会看護研究部会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 本報告では、障害者の自立生活運動の軌跡をもとにしながら、日本の介護資格の変遷について検討を加えるものである。これまで介護の資格は、専門職の条件として、社会的評価向上・質の担保・待遇改善の方法として意味づけられてきた。特に1987年の社会福祉士及び介護福祉士法制定時は、介護の対象者が増加するとともに求められる介護がより多様化・高度化してくる一方、そうした介護を担う人材への評価が低いままであったことからも、社会福祉の分野において専門資格ができることの意義は大きいとされた。そうした動向に対し、障害当事者運動は疑問と反対の声をあげてきた。介護の資格が従事への要件となることによって人材不足の不安が起きることが指摘される。しかし、問いかけはそれだけにとどまらず、資格制度は障害者の自立生活継続に益をもたらすのか、専門職と当事者主体との関係といった点でも批判が起こる。