シミズ マサユキ   SHIMIZU< Masayuki
  清水 将之
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 教育福祉学科
   職種   准教授
発表年月日 2022/03/06
発表テーマ 代替演習は保育士養成に資したのかー大規模養成課程における課題-
発表学会名 第6回日本保育者養成教育学会研究大会
主催者 日本保育者養成教育学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 日本女子大学
発表者・共同発表者 清水将之.前正七生
概要 本稿では新型コロナウイルス感染症( COVID 19 )伝播下における保育士養成課程の実習、とりわけ 2020 年度に臨床における実習に代わり緊急避難的に導入された「保育実習 Ⅰ:児童福祉施設等 に関する代替演習 」(以下、「代替演習 」について大規模養成課程(入学定員: 250 人)の立場から 報告 し、それに所在する諸課題について再検討するものである。 こうした課題の背景として 端的に言えば、新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い実習が中止(実施できなくなった)となったからである。一言に「中止」といえば語弊もあるが、更に言えば養成校において「実習を経験せずとも資格・免許が付与される」ことが認められる可能性が曲がりなりにも生じたからでもある。そして、それは資格・免許を付与する 大学等の 養成課程 にあって「現場」を経ずとも資格・免許を得て臨床に赴く人材を国が(やむを得ず)認めたということを意味し、この十数年来「実習 指導の充実」に重きを置いてきた(一社)全国保育士養成協議会(以下、「全保養」とする。)の方針や 保育者養成の 研究動向には添わない、異例の内容であったともいえる。