モモエダ トモコ   Momoeda Tomoko
  桃枝 智子
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 教育福祉学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   准教授
発表年月日 2023/05/13
発表テーマ 相互主体的な保育の創生を指向する養成教育試論―アート的アプローチから構想する表現領域―
発表学会名 日本保育学会第76回大会
主催者 一般社団法人 日本保育学会 第76回大会実行委員会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 熊本学園大学(オンライン開催)
発表者・共同発表者 木下和彦・桃枝智子・槇 英子
概要 保育の実践は偶然の出来事に満ち溢れており、保育者の計画通りに流れていくものではない。子どもが能動的主体的に環境に関わる存在であるからこその必然である。そのような存在の子どもに対し保育者は、子ども が志向する思いに耳を傾け応答的に即興的に環境を創り出すことが求められる。保育の実践とは、様々な環境に能動的に関わる子どもの主体性と保育の専門性を持った保育者の主体性との間に創生される相互主体的な営みであるといえよう。これまで、保育者の専門性の育成に関する様々な報告がなされているが、子どもと保育者の相互主体的な保育を創造することを目的とした保育者自身の感性や身体性に着目した カリキュラム開発の報告はほとんどなされていない。そこで本研究では、相互主体的で創造的な保育をアート的アプローチ による保育実践と捉え、その実現のために有用な養成教育のあり方について「表現」領域に関する科目を対象に検討した。