ハラダ コウジ   
  原田 浩二
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
   職種   准教授
発表年月日 2022/03/05
発表テーマ 56.新型コロナウイルス感染拡大により基礎看護学実習Ⅱが臨地実習の中止を余儀なくされた看護系大学生の領域別看護学実習への不安と自己効力感について
発表学会名 第26回一般社団法人日本看護研究学会 東海地方会学術集会
学会区分 地方学会
開催地名 (オンライン開催)
概要 基礎実習Ⅱが病院で実習できなかった3年の領域別実習前の状態不安および特性不安と自己効力感の関連を明らかにすることを目的に、STAI(中里,1982)、一般性自己効力感尺度(GEGS)を調査した。回答数53名(回収率66.3%)。状態不安62.5、特性不安57.7。高不安群67.1,低不安群56.4(<.001)。GSES5.30。GSESとの相関は行動の積極性,失敗に対する不安,能力の社会的位置づけ順に状態不安−.49(<.001),−.39(<.01),−.24。特性不安−.60(<.001),−.60(<.001),−.41(<.01)であった。本調査の状態不安はコロナ禍ではない実習前の57.0(櫻井ら,2018)より高く、GSESは一般大学生6.58(坂野ら,1986)より低く、状態不安よりも特性不安がGSESの行動の積極性および失敗に対する不安に逆相関し、自己効力感を低下させた。