ハラダ コウジ   
  原田 浩二
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
   職種   准教授
発表年月日 2020/03/20
発表テーマ 43.臨地実習での看護技術経験回数に応じた卒業後の自信について
発表学会名 第24回日本看護研究学会東海地方会学術集会
学会区分 地方学会
開催地名 (愛知)
概要 基礎実習から各領域実習を終えた76名の学生を対象に、看護技術18項目について、実施回数は0回(実施なし)、1回、2~3回、4回、5~9回、10回以上で、自信については1人でできる、1人でできないの2件法で調査。分析方法は1人でできると1人でできないの群分けを行い、実施回数を目的変数にして対応のないT検定を実施。この時、0回を0、1回を1、2~3回を3、4回を4、5~9回を5、10回以上を10に変換して分析。有効数75人。実施回数10回以上が多かった技術項目は、ベッドメーキング72人、食事介助62人、車椅子移動53人、入浴介助49人、歩行介助45人、全身清拭42人。実施回数0回が多かった項目は、手浴32人、罨法・マッサージ23人、安静保持の観察21人、経管栄養法観察15人となった。1人でできるという自信は、食事介助と睡眠を意識した日中活動援助71人、次に足浴70人。1人でできないは経管栄養法観察37人、臥床患者寝衣交換36人、酸素吸入療法観察27人、口腔ケア26人。膀胱内留置カテーテルの管理は1人でできる群は変換した数値で6.5、1人でできない群は3.9と有意差を認めた。口腔ケアは1人でできる群は7.0、1人でできない群は4.6と有意差を認めた。