ハラダ コウジ   
  原田 浩二
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
   職種   准教授
発表年月日 2019/09/16
発表テーマ 42.未来語りのダイアローグの対話技法を取り入れたセッションが参加者の懸念に及ぼす影響
発表学会名 第9回国際医療福祉大学学会学術大会,
学会区分 全国学会
開催地名 東京都港区
概要 未来語りのダイアローグ(Anticipation Dialogues,AD)の対話技法を取り入れたセッションにより、参加者の懸念に及ぼした影響を捉えるため、作業療法士会研修会、日本精神保健看護学会、リカバリー全国フォーラム2018のセッション参加者の合計189人を対象にAD対話技法による介入を行った。調査内容は、属性、セッション前の「懸念の程度」、懸念に対する「行動プラン」及び「サポート体制」、セッション後の「懸念の程度」、懸念に対する「行動プラン」及び「サポート体制」を5件法、セッション評価は「関係性」「目標と話題」「方法」「全体的」の4項目をSession Rating Scale(SRS)で自己記入式で調査。有効回答数90人(61.6%)。ADの対話技法により参加者の懸念の軽減、好ましい状態に向けた行動プランとサポート体制が明らかになった。SRSは4項目とも70点以上となり、セッションは、懸念を軽減し、プランの明確化とサポート体制をもたらすことが示唆された。