ヤマモト イサオ   YAMAMOTO ISAO
  山本 功
   所属   淑徳大学  コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科
   職種   教授
発表年月日 1999/10/23
発表テーマ 消費者被害の要因分析
発表学会名 第26回日本犯罪社会学会大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 愛知学院大学
発表者・共同発表者 辰野文理 西村春夫 諸沢英道
概要 悪質商法の被害者と対照群を比較調査し、被害化の要因分析を試みた。調査方法は,質問紙調査,電話によるヒアリング,インタビュー,消費者センターに寄せられた相談事例の解析などである.質問紙調査の対象は,①消費生活センターへの相談者(相談者群)とその対照群として,②住民台帳からの抽出サンプル(一般群),③高校生,④専門学校生,⑤大学生の5群である.調査項目は,一般的な消費行動,性格特性,クーリングオフの知識,消費被害の状況などに加え,アポイントメント商法の具体的な勧誘状況を描写した設例を示し,その反応を問うている.被害化の主観的予測に関連する要因を探るためにCHAID(Chi-squared Automatic Interaction Detector)を用いて,決定の木(Decision Tree)と呼ばれる一種のツリーを作成した。