ミヤケ トシヒコ   MIYAKE TOSHIHIKO
  三宅 俊彦
   所属   淑徳大学  人文学部 歴史学科
   職種   教授
発表年月日 2015/03
発表テーマ 東亜出土銭幣的考古研究
発表学会名 日本学者従出土文物研究中国的経済和軍事歴史
主催者 香港中文大学
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 香港中文大学中国考古芸術研究中心および歴史系より招聘を受け、研究発表を行った。使用言語は中国語である。東アジアの出土銭貨の状況について、まず中国の一括出土銭の状況を説明し、銭種組成の均一性などを指摘した。次いで日本への中国銭の流出について、その時期や選択される銭貨の種類などを示した。さらに東南アジアのベトナムやインドネシアの出土銭調査の様子を紹介し、日本、ベトナム、インドネシアの一括出土銭の比較を行った。その結果、中国から流出した銭貨は基本的に銅の一文銭であり、それらが受容された時期も共通していることを示した。このような中国から海外へ運ばれる貨物の集積港として、珠江デルタ地域の重要性を指摘した。