ハヤマ サイラン   HAYAMA SAIRAN
  葉山 彩蘭
   所属   淑徳大学  経営学部 経営学科
   職種   教授
発表年月日 2002/09
発表テーマ 「社会的責任論から企業市民論へ」
発表学会名 日本経営学会第76回全国発表大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 1960年代に始まる社会的責任論(CSR1)、70年代から80年代にかけての社会的応答論(CSR2)、そして、80年代から注目を浴びてきた社会的正義論(CSR3)などの理論は、企業の存続・発展のために、いかに社会からの批判や要請を克服し、対応できるかという単眼的な経営管理アプローチであった。これに対して1990年代から注目を浴びた「コーポレート・シチズンシップ(CC)」は企業の経済的機能を肯定した上で、社会における企業業の役割を強調し、社会の一員としてのあり方を探求する理論である。CCはこれまでのCSR1,CSR2,CSR3の限界を克服する理論であり、経済的利益と社会的利益を統合する複眼的管理である。