イワサキ キクコ   IWASAKI KIKUKO
  岩崎 紀久子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   教授
発表年月日 2007/02
発表テーマ ホスピス病棟において家族の意思決定を支援する重要性-遺族へのアンケート調査から-
発表学会名 第21回日本がん看護学会学術集会講演集 p106
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 (山本美和,岩崎紀久子,近藤百合子)
概要 ホスピス病棟で家族を亡くした遺族を対象に,入院中に死別前の心の準備が十分できなかった人の病状や治療に対する認識,介護状況などを分析した。その結果,死に対する心の準備が十分できなかった対象者に共通していたことは,病状認識の相違,治療方針やケアに関する意思決定権が対象者ではなかった点である。特にこの意思決定プロセスにおいてキーパーソンである対象者の意思が十分に尊重されていないかあるいは納得できていなかった可能性が考えられた。このことから,家族一人ひとりの意思を尊重したケアの重要性が示唆された。