ノダ ヨウコ   NODA YOKO
  野田 陽子
   所属   淑徳大学  地域創生学部 地域創生学科
   職種   教授
発表年月日 2005/09
発表テーマ 淑徳大学オープン・リサーチ・センター「虐待現象の総合的研究」による虐待調査研究の分析枠組・調査方法とDV加害経験の概要
発表学会名 日本社会病理学会第21回大会ミニシンポジウム「性と暴力―親密な関係における虐待現象」(於 日本大学)
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 日本・東京
概要 標記調査の分析枠組と調査方法、およびDV加害経験の概要について概略を述べたうえで、DV加害が、総じて結果としての危害の判定が相対的に困難な行為、もしくは危害の程度が軽微であると判断されがちな行為において高い経験率を示すことを踏まえ、そのような暴力加害における男性経験率の高さは、1つに、男性文化に内在するといわれる暴力への親和的傾向、とくに身体的優位性、権威性、性的支配力等の誇示という要素が、危害の判定が相対的に困難な行為、それゆえ行為選択に対する抵抗感が相対的に稀薄で、結果として経験率が高くなるような行為をとおして顕現している可能性を指摘した。