イワサキ キクコ   IWASAKI KIKUKO
  岩崎 紀久子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   教授
項目区分 実務の経験を有する者についての特記事項
期間 2019/11
事項 第43回日本死の臨床研究会年次大会 事例検討17の司会担当
概要 この研究会の年次大会では、患者との関わりを通して困難を感じた事例を、このような事例検討の場で振り返り、今後のよりよい方向性を探す目的で、多職種が集まり、フリーなディスカッションをする場である。今回の事例は、子どもの余命宣告により潜在化していた家族の問題が浮き彫りになるという事例であった。長男の脳腫瘍発症、そして死、遺された家族(両親、弟)の今後について、多職種連携を含めた広い視点での討論がされた。そしてこの事例を通して、子どものもつ力を再認識する機会を得た。この事例では死後に家族に関わることができる支援体制が存在した。この事例のように、様々な医療機関で死後においても家族支援が継続できる体制が必要であることが示唆された。