イワサキ キクコ   IWASAKI KIKUKO
  岩崎 紀久子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   教授
項目区分 教育方法の実践例
期間 2001/05
事項 ターミナルケア論の講義に死のシミュレーションを導入しての教育効果
概要 福島県立医科大学看護学部のターミナルケア論の講義の中の演習として,死のシミュレーションを行った。これは,人が亡くなっていく過程でひとつひとつ自分の大切なものをなくしていくという疑似体験をしてもらい,看護師という職業としては避けて通ることのできない死というものを,より身近にそして真剣にとらえてもらうことをねらいとしたものである。この演習を通して死が身近でなくなった現代の学生に対して,死のプロセスの理解が深まっただけでなく,生きることの意味をも再確認し,当たり前に普通の生活ができることの大切さも実感できるよい機会となった。