ヤマグチ コウジ   YAMAGUCHI KOJI
  山口 光治
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 社会福祉学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   教授
発表年月日 2018/02
発表テーマ 養護者はなぜ虐待をしてしまうのか?-養護者支援のあり方再考-
会議名 千葉県流山市高齢者虐待防止研修
主催者 千葉県流山市
開催地名 千葉県流山市
会議区分 地方会議
講演区分 講師
単独共同区分 単独
招待講演 招待講演
概要 なぜ養護者は虐待をしてしまうのだろうか?虐待は、自然には起きない。原因があって結果が起こる(因果)。虐待者が虐待行為をすることによって起こる。(虐待者が虐待行為をしなければ起こらない。)では、なぜ虐待行為をしてしまうのだろうか?
高齢者虐待の発生要因は、養護者の介護疲れや介護負担、ストレスやアルコール依存、精神疾患、過去の家族関係史、高齢者の認知症状、経済的理由などが指摘され、養護者と高齢者を取り巻く環境要因、高齢者側の要因、養護者側の要因が指摘されている。
しかし、さまざまな要因が虐待に影響しているとしても、高齢者に対して虐待行為という方法(手段)を選び、直接的に用いて、最終的に引き金を引いて虐待行為をしたのは養護者自身である。なぜ養護者は虐待行為を用いたのかに目を向けていく必要がある。