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教員情報 |
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ヨネムラ ミナ
YONEMURA MINA 米村 美奈 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2022/09 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 標題 | 臨床ソーシャルワークの概念の再検討 ー仏教の「愛別離苦」を手がかりにー |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科研究紀要第29号 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 淑徳大学総合福祉研究科 |
| 巻・号・頁 | (29号),1-127頁 |
| 担当範囲 | 23-40 |
| 概要 | 言葉は,時代とともに変化する。西洋語を翻訳した学術用語もその概念も,新研究の成果や時代に応じて変容する。概念の変容に伴い学術用語が刷新されるともいえる。すなわち日本化である。筆者が専門とする臨床ソーシャルワークにおいても例外ではない。
本稿では,日本文化の骨格を構成する仏教の,特に「愛別離苦」の原意と日本化の変遷を手掛かりに,出会いと別れを考察する。そのうえで「臨床」の語源の根底にあるキリスト教文化を再確認し,諸概念のもつ文化の相似と相違を検討し,学術用語の語源と翻訳語の日本化で生じる概念のズレに注目して,臨床ソーシャルワークの概念を再検討することを目指している。 |