サイトウ トモミ   
  齊藤 智美
   所属   淑徳大学  地域創生学部 地域創生学科
   職種   助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/12
形態種別 学術論文
標題 旅先に対する情報の蓄積と認識の変化の考察-近世の江戸と京都を事例として-
執筆形態 単著
掲載誌名 旅の文化研究所研究報告 15号
掲載区分国内
著者・共著者 齊藤智美
概要 近世になると多くの人々が旅に出られるようになり、旅先での情報の蓄積も始まった。旅に出た際に書かれた旅日記は、旅先の情報を考える上で重要なものである。その旅日記を全国的に集め、内容を比較検討した。旅日記に出てくる江戸と京都の記述を比べると、ある程度決まった名所を訪れていたことや、案内人を雇って名所めぐりをしていたことなどがわかる。さらに、旅日記と地誌の比較を行い、その差異について考察した。旅先に対する情報の蓄積について検討の結果、旅日記の増加から、大勢の人々が旅先の情報を得るようになったと考えられる。