|
教員情報 |
|
ササキ トモエ
佐佐木 智絵 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/03 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 再入院を繰り返す高齢心不全患者が日常生活において活動を調整する体験の意味 |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 淑徳大学看護栄養学部・大学院看護学研究科紀要 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 3,1-13頁 |
| 担当範囲 | 研究計画作成、データ収集、論文執筆、論文校正 |
| 概要 | 解釈的現象学の手法を用いて、入退院を繰り返す高齢心不全患者が行っている、日常生活における活動の調整の意味を明らかにした質的研究。2組の対象者に対して、半構造化面接と非構造化面接を行って得られた語りを、P.Bennerの解釈的現象学の手法を参考に解釈し、『生活をしてきた身体の活動をし続ける』『心不全の身体を医師の手もとに預ける』『効果を感じた範囲で受けたケアを試す』という3つのテーマを明らかにした。高齢心不全患者は、心不全の身体が理解困難なものとなり、自らの手もとにおけなくなることで、『生活をしてきた身体の活動をし続ける』『心不全の身体を医師の手もとに預ける』ことを繰り返していた。しかし、繰り返しの体験の中で、心不全の身体が、部分的に手もとにあるものへと変化することで『効果を感じた範囲で受けたケアを試す』という行為が生まれる可能性があることが示唆された。 |