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教員情報 |
ヨシモリ タエコ
吉森 丹衣子 所属 淑徳大学 人文学部 人間科学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 自己肯定感研究の概観 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 大学院紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 法政大学大学院 |
巻・号・頁 | 94,91-99頁 |
著者・共著者 | 吉森丹衣子 |
概要 | 近年,自己肯定感が教育分野で重要視されている。特に,日本の子どもたちの自己評価の低さが問題とされたことから,子どもの自己肯定感を育成する必要性が主張されている。これらの背景から、自己肯定感を高める実践や,調査が増加しているが,概念の不明瞭さという課題も残っている。そこで本稿では,文献調査から自己肯定感の研究動向と今後の展望について検討した。具体的には,文献における自己肯定感の登場時期の特徴を確認し,さらに自己肯定感の重要性を継続的に主張した高垣忠一郎の自己肯定感について確認した。また,現在の実践,調査研究の動向について検討を行った。結果,今後の課題として社会背景と対象者の発達段階をふまえた概念設定が必要であることが示された。 |