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教員情報 |
ツネミ コウヘイ
TSUNEMI KOHEI 常深 浩平 所属 淑徳大学 人文学部 人間科学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 物語の表現形式と「受け手」のエージェンシーに関する小考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学人文学部研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 10,113-121頁 |
著者・共著者 | 常深浩平 |
概要 | 本稿では小説からゲーム、演劇まで、様々な物語の表現形式の特徴について、物語の「受け手」のエージェンシーに注目し、理論的な視座から論じた。具体的には、活字小説をはじめ映画やドラマ、アニメの視聴や観劇などをエージェンシーが低い物語の表現形式とし、そこに受け手の「選択」が加わるゲームブックやノベルゲーム、「操作」が加わるRPG、そして「演技」が加わるTRPGやエチュードという順に、受け手のエージェンシーが高い表現形式になっていくことを論じた。さらに、こうした物語のエージェンシーを成立させる能力に関連して幼児期におけるごっこ遊びを取り上げ、さらに教育における物語とエージェンシー、テーマパーク等における現実の持つ物語性についても触れた。 |