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タケモト シンスケ
竹本 信介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 現代日本外交への視座―外務省の自律性を考える― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 政策科学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 立命館大学政策科学部・政策科学会 |
巻・号・頁 | 27(3),159-183頁 |
概要 | 本稿の主題は現代日本外交を捉える研究視座の検討である。筆者は先行研究における問題点として、政治家中心の研究視座が多くを占めていることを指摘する。この問題意識は、近年、外交史研究者の間でも共有され始めている。そこで本稿では、この問題を解決するための研究手法として、組織学者である島本実が提唱した理論モデルに基づいて考察を行った。その結果、行政組織としての外務省に関する新たな論点および関連する問題群が明らかとなった。最後に、本稿は今後の研究課題として、外務省の「組織としての自律性」をさらに深く考察する重要性を明示した。 |