ヨコヤマ スゼリ   
  横山 寿世理
   所属   淑徳大学  地域創生学部 地域創生学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/03
形態種別 著書
標題 日仏社会学叢書第2巻 フランス社会学理論への挑戦
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 恒星社厚生閣
総ページ数 209
担当範囲 191-209頁
概要 日仏社会学会創設60周年記念事業として刊行された全5巻叢書のうち1巻となる。第2巻では、デュルケームやブルデュー以外の社会学者の理論を特集している。
編著者:大野道邦/共著者:横山寿世理、大野道邦、藤吉圭二、山下雅之、前田至剛、菊谷和宏、池田祥英、中島道男

分担内容:第8章「失われた帰属──アルヴァックスの集合的記憶とベルクソンの自我」
 アイデンティティは集団に帰属することによって形成されるならば、近代の「個人化」はアイデンティティを喪失させることになることに注目した。その喪失は、個人が複数の集団の集合的記憶をもち、これらを均衡させることから説明されるが、個人の自由な意志とは両立できない。しかし、ベルクソンの記憶・自我論ならば自由な意志に基づく自我を論じることができると結論した。