教員情報 |
イシワタ ヒロシ
石綿 寛 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 助教 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 人文学不要言説の分析―冨山和彦『AI経営で会社は甦る』より― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『総合福祉研究』 第22号 |
出版社・発行元 | 淑徳大学社会福祉研究所 |
概要 | カルチュラル・スタディーズ(文化学)の視点より,現代日本社会において人文学擁護言説が人文学不要言説を分析することの重要性を議論したうえで,本稿は,人文学不要論の代表的論者である冨山和彦の近著『AI経営で会社は甦る』を分析した。冨山の言説を分析することで,本稿は人文学が前提としている「歴史をつくる主体」という人間観という人文学不要論が前提としている「技術によって決定される主体」と言う人間観の違いを明確にした。本稿は,人文学を擁護する際にこの差異をどう架橋するかが重要であることを議論した。(115頁-128頁) |