教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/12 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「日本国憲法無効論とオーストリア」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 高岡法学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (39),35-56頁 |
概要 | 本稿は、日本国憲法無効論を唱えた法律家・菅原裕の所説の中から、憲法が無効だと確認されて「旧憲法の復活」が見られた事例として1945年のオーストリアのことを挙げている点を取り上げ、その妥当性を検討したものである。連合国の管理下にあって、「自由意思なき憲法復元」がなされた1945年のオーストリア憲法史を参照するに、日本国憲法無効論にとって、オーストリアの事例は格段の根拠を与えるものではないということを指摘した。 |