教員情報 |
モリヤ ケンジ
MORIYA KENJI 守谷 賢二 所属 淑徳大学 教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/12 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 小学生版強迫性傾向尺度開発の試み―学校カウンセリングの立場から― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 千里金蘭大学紀要 |
巻・号・頁 | (第8号),51~58頁 |
著者・共著者 | 共著者:小野淳・守谷賢二・斎藤富由起・畑淳子・元吉舞・吉森丹衣子 |
概要 | 強迫性障害は小児期・児童期にも発症する精神疾患であり,効果的な治療のためには強迫性の程度を測定するアセスメントツールが求められる.しかし,CY-BOCSやLOI-CVなど,海外の多様なアセスメントツールと比較して,日本では児童期のアセスメントツールが乏しい.そこで本研究では,児童期の強迫性傾向アセスメントの開発の必要性から,小学生5,6年生を対象とした強迫性傾向尺度の作成を行った(n=256).因子分析の結果,2因子18項目の小学生版強迫性傾向尺度が作成された.第一因子は「強迫的儀礼傾向」,第二因子は「強迫観念傾向」と命名された.全体的な信頼性はα=.80 であり,確認的因子分析により妥当性が示された. |