ナガサカ イクヨ   NAGASAKA IKUYO
  長坂 育代
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/12
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 終末期がん患者の家族のストレスコーピングおよび影響要因の検討-遺族会に参加している家族を対象にして
執筆形態 共著
掲載誌名 日本がん看護学会誌
掲載区分国内
巻・号・頁 21(2),50-56頁
担当範囲 データ分析・論文作成補助
著者・共著者 熊谷有記, 小笠原知枝, 長坂育代
概要 終末期がん患者を抱える家族のストレスとコーピングの特徴を、遺族への質問紙調査により調べた。対象はがんで家族の一員を亡くし、遺族会に参加している家族62名である。その結果、がん患者の家族のストレスは「患者の死の受容」が最も強く、次いで「患者の苦痛」であった。ストレスの強い家族は、「社会的支援模索」「認知的逃避」「行動的逃避」を多くとっていた。「患者の死の受容」に対するストレスは「認知的逃避」と最も強く関連していた。家族のストレスに対する影響要因は、患者の性別と家族を支えた人の有無であり、コーピングへの影響要因は家族の年齢と看取りの経験の有無であった。