クマキリ タク   
  熊切 拓
   所属   淑徳大学  留学生別科 留学生別科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03
形態種別 学術論文
標題 アラビア語チュニス方言における未完了形と非現実性
執筆形態 単著
掲載区分国内
出版社・発行元 『日本エドワード・サピア協会研究年報』35, 17-28. 日本エドワード・サピア協会.
概要 本研究では、アラビア語チュニス方言の未完了形の用法を、非現実性の観点から以下のように分類した。チュニス方言の未完了形の用法は、「I. 非現実性用法(未完了形が単独で述語動詞として現れる場合)」、「II. 現実性用法(未完了形に進行・継続アスペクト標識(ASP)が伴う場合)」、「III. 従属的用法(述語動詞や能動分詞に後続する未完了形)」の三つに分けることができる。このうち I は、さらに「(i) 非実現性(未来の事態や非実現の事態をあらわす)」、「(ii) 時間的不定性(時間的に不定な事態、属性、例示による形容、習慣、事態認識)」、「(iii) 語りにおける特殊な用法」に分かれる。