教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/06 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「昭和10年代後半の《戒厳研究》――明治憲法下の国家緊急権に関する覚書」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 憲法研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (53),23-42頁 |
概要 | 本稿は、国会図書館憲政資料室蔵『佐藤達夫関係文書』を主に用いて、昭和10年代後半の政府内での戒厳実施に関する研究内容に検討を加えたものである。明治15年制定の戒厳令によって戒厳を実施する際、すでに国務の法と統帥の法とを明確に分離させた明治40年以降の法体制のもとでは、旧例によるわけにはいかない諸論点が存在し、法制局では、その点への研究を重ねる必要があった。本論文では、それらを検討することを通じ、緊急権論についての一般的な指摘を行った。 |