| 
        教員情報 | 
| 
            ジン ノブヒト
            JIN NOBUHITO 神 信人 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授  | 
      |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2000/03 | 
| 形態種別 | 学術論文 | 
| 標題 | 社会的ジレンマにおける集団同一化効果:主観的相互依存構造の分析 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 『淑徳大学社会学部研究紀要』 | 
| 巻・号・頁 | (34号),B5判143-159頁 | 
| 概要 | これまでの社会的ジレンマの実験研究では、成員が集団へ同一化することで協力行動が上昇するという集団同一化効果が報告されている。この効果の背景にある心理過程を検討するため、本論文では、実験参加者が内集団成員と外集団成員それぞれと囚人のジレンマをプレイする実験を実施した。その結果、内集団成員に対してはより協力的になるという集団同一化効果が観測された。さらに主観的相互依存構造分析から、集団同一化効果が他の協力促進要因(社会的動機)とは異なる過程で協力を促進していることが示唆された。 |