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        教員情報 | 
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            ヤマグチ コウジ
            YAMAGUCHI KOJI 山口 光治 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2025/03 | 
| 形態種別 | 著書 | 
| 招待論文 | 招待あり | 
| 標題 | 養護者支援から見えてくるもの-虐待の根底にある権力と支配- | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 高齢者虐待防止研究 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 日本高齢者虐待防止研究 | 
| 巻・号・頁 | 21(1),33-39頁 | 
| 概要 | 千葉大会の大会長講演では,「養護者支援から見えてくるもの-虐待の根底にある権力と支配-」をテーマに,高
 齢者虐待研究の立場から,3 つの虐待領域(児童,高齢者,障害者)に共通な虐待対応事項について取り上げ,シン ポジウムの議論につなげた. そのポイントは,なぜ養護者が虐待をしてしまうのかの視点を持つこと,その「なぜ」を分析する際に養護者や家 族のアセスメントを行うことが不可欠であること,3 領域の虐待の養護者・親が虐待に至る共通の要因が考えられ ること,養護者や親への支援を行う前に被虐待者自身の安全の確保が最優先されること,虐待対応では被虐待者の 「本人らしい暮らしの実現」と養護者・親の「本人らしい暮らしの実現」の両方を進めていくことである.今後は,3 領域という被虐待者の対象別の虐待防止研究や実践を領域横断的に進め,家族成員間の虐待や暴力の問題に対し, 英知を結集していく必要がある.  |