教員情報 |
ヤオイタ シュンペイ
YAOITA SHUNPEI 矢尾板 俊平 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 学術論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 大学と地域との連携の方法と可能性-学生の成長と地域社会の利益の両立に向けて‐ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 大学地域連携学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大学地域連携学会 |
巻・号・頁 | 3,24-31頁 |
著者・共著者 | 矢尾板俊平 |
概要 | 本稿の目的は、筆者自身の経験を踏まえ、大学と地域の連携について、教育プログラムの観点と大学間連携による地域連携の観点から整理することである。大学の地域連携は、大学と地域の継続的な互恵・互酬関係を構築することであり、そのためのコーディネートの重要性と難しさを感じてきた。結論から言えば、地域連携のコーディネートとは、大学の利益と地域の利益をどのように両立させるかという問題である。地域を少し細かく分ければ、自治体、企業、地域社会と言えるかもしれないが、これらの主体がそれぞれ目指すべき利益は異なる。
こうした難解なパズルの中で、大学と地域の連携を通じて、学生の学修の機会をどのように確保できるのか、また地域の発展に大学がどのように関わっていけるのかということは、大学と地域の連携を考える上で大きな問題であると言える。 |