教員情報 |
アサバ ユウスケ
麻場 勇佑 所属 淑徳大学 経営学部 経営学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「デュポン火薬会社における管理会計の成立過程―1914年の投資利益率の分解公式化―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 経営会計研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本経営会計学会 |
巻・号・頁 | (16),55-74頁 |
概要 | 本稿では、Du Pont社を対象に、1902年の会社再編から1912年の会社分割そして、1914年の組織改編までの流れを、当時の社会経済的背景を考慮しながら詳述している。20世紀初頭に再編成されたDu Pont社は火薬産業を支配する巨大な統合を形成していたが、最高経営決定機関であった、Executive Committeeのメンバーが部門責任者を兼ねていたため、日常的管理業務と長期的政策決定業務の分離ができていなかった。そこで、その明白な分離という方針の下、1914年の組織改変にいたった。この時、様々な業務部門の業績を測定するための基礎にした数学式が、後のデュポン・チャートの基礎をなすR=T×P式であった。 |