教員情報 |
ヤマシタ サチコ
YAMASHITA SACHIKO 山下 幸子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 【研究ノート】 障害者自立支援法施行に伴う変更点 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『総合福祉研究』 |
出版社・発行元 | 淑徳大学社会福祉研究所 総合福祉研究室 |
巻・号・頁 | (第10号),59-67頁 |
概要 | 2005年10月末の特別国会において、障害者自立支援法が成立した。本法により、2006年4月から、そして同年10月から、障害者福祉制度が大きく再編される。本稿は、障害者自立支援法施行による変化を、①障害者福祉体系の再編、②利用者負担算定方式の変更、③障害者福祉サービス利用手続きの変更の3点にしぼって解説するものである。障害者自立支援法によって様々な変更が、障害者福祉制度に生じたが、この法をめぐっては障害当事者からの継続した反対運動が起きていることに注目する必要があるだろう。応能負担から応益負担への変更、障害程度区分の導入など、こうした事柄は、現在障害者が受けているサービス内容よりも、水準が落ちるのではないかという心配がその背景にある。今後の施策展開がどうなるのか、そして障害者の生活実態に即した法施策のありようとは、といった問題は、絶えず考えつづけていかなければならないことを述べた。 |