教員情報 |
ナカノ マサアキ
中野 正昭 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 歌舞伎と宝塚歌劇――相反する、密なる百年 |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 開成出版 |
総ページ数 | 255 |
担当範囲 | 「近代日本演劇としての初期宝塚歌劇――浅草オペラ雑誌に見る東京での少女歌劇受容――」pp.181-206.(26頁) |
著者・共著者 | 編者:吉田弥生
共著者:吉田弥生、酒井澄夫、田畑きよ子、阿部さとみ、村島彩加、中野正昭、細井尚子。開成出版。 |
概要 | (全ページ)255頁。
(概要)大正期の宝塚少女歌劇の特徴と東京での人気の理由を、同時代に東京で展開した歌劇「浅草オペラ」との比較を通して検証した。東京の人々にとって浅草オペラは、自分たちが目指す西洋化を象徴するものであると同時に、それが充分に達成できないジレンマの象徴でもあった。一方で宝塚少女歌劇は、兵庫県宝塚市という馴染みの薄い関西の地で擬似的に東京を模して作られた舞台であり、演者がプロではない少女であるという点も相まって、東京の観客はそこに西洋では無く、江戸と繋がる東京の姿を垣間見ることが出来、それが宝塚少女歌劇受容につながったことを指摘した。 |