教員情報 |
ヤマモト イサオ
YAMAMOTO ISAO 山本 功 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/11 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 【雑誌論文】隣人訴訟がはじまるまで -被害者カテゴリーをめぐって- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 現代社会理論研究会編『現代社会理論研究』 |
出版社・発行元 | 人間の科学社 |
巻・号・頁 | (11),122-137頁 |
概要 | この論文は、東北地方A県における、火災の失火側と類焼側との間の訴訟を扱い、訴訟が起こされるまでの過程での出来事の断片を提示し、どのようにして両者の<もめごと>が始まり、終焉したかについて社会構築主義的に考察したものである。なぜ<もめごと>がおこったのかを因果論的に説明するのではなく、それに関わる人びとが、どのように出来事を記述していったのかに注目した。「被害者」の被害者性が剥奪されることにより、<被害者-加害者>という関係が破棄され、<もめごと>が生成していく、と論じている。(レフェリー付き論文) |