教員情報 |
ササベ サエ
雀部 沙絵 所属 淑徳大学 看護栄養学部 栄養学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | インスリン分泌不全と2型糖尿病の発症と進展 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | ホルモンと臨床 |
巻・号・頁 | 58(11),921-925頁 |
著者・共著者 | 福島 光夫, 青山 沙絵 他. |
概要 | ミニマルモデル法を用いて、日本人の正常者、境界領域の耐糖能異常者、糖尿病患者、糖尿病素因者など様々な糖代謝の血糖制御を解析した。日本人は、非肥満型(BMI≦25)の糖尿病患者が多くこれが日本人の糖尿病の特徴の一つと考えられているが、このような非肥満型の糖尿病患者では欧米人とは異なり、インスリン感受性指標(SI)が大きくは低下しておらず、インスリン分泌能(AIR)とインスリン非依存性糖取り込み能(SG)が低下していることを明らかにした。境界領域の耐糖能異常者(IGT)では、SI、SG、AIRとも糖尿病患者よりは軽度であるが、正常者よりは低下しており、これら3つの異常がすでに始まっていることを示した。 |