教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/11 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『明治憲法における「国務」と「統帥」――統帥権の憲法史的研究』 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 成文堂 |
著者・共著者 | 荒邦啓介 |
概要 | 本書は、明治憲法下における統帥権独立制度がそもそもどのような歴史過程の中に生成し、どのような具体的法耕造をもって展開したのか、更にそれに関する憲法学説がいかなるものであったのかを検討したものである。その際、「権力の割拠性」(鳥海靖)という明治憲法体制の特徴のひとつを下敷きとして、割拠的・分立的な「国務」と「統帥」との関係に焦点をしぼり、両者の相克や調和の過程を辿った。加えて、こうした両者の関係は、戦前・戦中・戦後を貫く日本憲法史上の問題であったことを示すべく、戦後日本の自衛隊法制定過程でも検討された課題であった点を検討した。 |