教員情報 |
アサバ ユウスケ
麻場 勇佑 所属 淑徳大学 経営学部 経営学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「1920年代General Motors社における投資利益率―Du Pont社との関連において―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 経営会計研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 経営会計学会 |
巻・号・頁 | 18(2),131-147頁 |
概要 | 本稿では、1920年代のGM社を対象に、Du Pont社との関連を意識しながら、A. P. Sloanの組織研究に基づき事業部制組織を導入した経緯、そしてその経営管理システムの特徴について詳述した。GM社の経営管理システムの固有の特色は、最高経営管理者が、事業部長に対して明瞭に確立してある財務目的によって、業務執行的決定を事業部に移譲するところにあった。その他の特色としては、事業部長が全社的財務目標を尊守するのを動機づけられるようになっていることであった。また、GM社の経営において最も考慮すべきは、所有者(株主)であるDu Pont社およびMorgan社の恒久的福祉を確保するために会社を操業すべきである、ということであった。 |