ヨコヤマ スゼリ   
  横山 寿世理
   所属   淑徳大学  地域創生学部 地域創生学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/03
形態種別 学術論文
標題 ベルクソン自我論の展開──『社会的自我』と『個人的自我』の二重化
執筆形態 単著
掲載区分国内
概要 社会と個人の両立は、デュルケムが提起した古典的な問いであり、第2デュルケム世代に属するアルヴァックスに引き継がれた。しかし、アルヴァックスの集団主義的で、客観主義的な立場からは、社会と個人の両立を説明することができない。むしろ、アルヴァックスの対極にあるベルクソンならば、この問いに答えることができる。ベルクソンは「持続」に基づく記憶論と時間論を展開する中で、主客二元論の超克と社会と個人との両立(「社会的自我」と「個人的自我」との二重化)を論じた。