教員情報 |
浜野 兼一 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 新制中学校創設期における道徳教育
-板橋区赤塚第一中学校の学校要覧の検討を中心に- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 工学院大学 教職課程 学芸員課程年報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (22) |
概要 | 本稿では、戦後制度化された新制中学校の創設期(昭和20年代)における道徳教育について、東京都板橋区赤塚第一中学校の学校要覧の内容を中心に考察した。その結果、新制中学校発足時においては学校としての教育環境確保が最重要課題であった点が確認された。また、赤塚第一中学校の学校要覧に示されている「教育目標・教育方針」「風紀要項」「訓育・年間計画表」の内容の分析を通して学校要覧からみた同校の徳育の教育的特徴について検討した。特に「風紀要項」は、生徒の学校生活における徳育の指針的役割を担っていた点が明らかとなった。 |