教員情報 |
アサバ ユウスケ
麻場 勇佑 所属 淑徳大学 経営学部 経営学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「財務管理における投資利益率の意義―Du Pont社における財務構造の変化―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 駿河台経済論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 駿河台大学 |
巻・号・頁 | 24(2),107-128頁 |
概要 | 本稿では、1903年の組織再編以降のDu Pont社において、種々の財務管理技術が精緻化されていく過程を詳述した。Du Pont社は垂直的に統合された火薬産業独占体として形成されていったが、その過程において、同社は銀行資本との結びつきを持たず、その基本的財務政策は、借入れに頼ることなく株式発行と留保利益の獲得によって拡張資金を捻出することであった。運用側面においては、留保利益を獲得するため投資利益率を軸に種々の管理が行われていたが、本稿ではデュポン・チャート・システム等、特に運転資本を適切に管理するシステムについて論じた。 |