教員情報 |
ナガイ ケイイチ
Keiichi Nagai 永井 恵一 所属 淑徳大学 経営学部 観光経営学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 川越における持続可能なまちづくりの取り組み |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学教育学部・経営学部研究年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学教育学部・経営学部 |
巻・号・頁 | 6,275-284頁 |
著者・共著者 | 永井恵一 |
概要 | 本稿は,2021年9月から公益社団法人川越青年会議所(川越JC)との連携のもと実施してきたゼミ活動,川越市市制施行100周年記念事業への取り組みを振り返り,持続可能なまちづくりのあり方について検討することを目的としている.また,大学と地域との連携活動,まちづくり活動において学生の主体的な学びをいかに促すことができるのかを考察する川越市では観光の側面ではオーバーツーリズムが懸念され,コロナ禍からの観光復興と同時に,持続可能な観光のあり方を模索する必要がある.また商業の観点からも同様に,地域住民を主体とした良好な商業地の形成にむけて取り組む必要がある.川越JCとの連携による取り組みは,学生(若い世代)のまちづくりへの参画の促進,学生を含む地域の多様な人々の交流,多様性を基盤とした持続可能なまちづくりの推進が意識されたものであり,学生は取り組みに参加する中で,まちづくりの面白さの気づき→多様な人々との交流→主体的なまちづくりの取り組みへと進展した.継続的で段階的なまちづくりへの参画が,学生の主体性を醸成し,その後のまちづくりの実践者として期待される段階にまで到達しうることが示された. |