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教員情報 |
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タケモト シンスケ
竹本 信介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 助教 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2014/03 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 標題 | [博士論文]
「行政学」から戦後日本外交を考える―プラグマティズム・アブダクション・民主主義― |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 立命館大学大学院法学研究科 |
| 概要 | 本稿の主題は、戦後日本外交に関する先行研究において支配的であった研究視座を把握し、その妥当性を検証することにある。筆者はまず、先行研究の蓄積を検討する過程で、外務省を正面から対象とした研究業績が相対的に乏しいという特徴的な研究状況に着目し、そこに問題意識を抱いた。そこで筆者は、この状況の背景要因として、先行研究において暗黙の前提として共有されてきた「官房学」的価値観や、国民に対するパターナリズムの存在を仮説的に措定した。さらに本稿では、この仮説を検証するため、外務省をめぐる四つの主題に即した分析を行い、当該仮説が一定の妥当性を有することを明らかにした。 |